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麻しんに関する注意喚起

  • 麻しんは一般に「はしか」とよばれていますが、正式には麻しん(ましん)といいます。
  • 麻しんウイルスの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染が伝播し、その感染力は非常に強いと言われています。さらに大人では子どもに比べ、肺炎や脳炎などに至り、重症化しやすいと言われています。
  • 2018年3月23日、沖縄県内の旅行客が麻しんと診断されたと報告がありました。以降、この患者と接触歴のあった二次感染例を中心に、沖縄県内では麻しん患者の発生が続いており、4月8日現在、沖縄県における麻疹患者発生数は34例と発表されています。
  • 麻しん患者さんと接触した可能性のある方は症状の出現に十分注意して疑わしい症状のある方は早期に医療機関へ受診してください。
  • 麻しんは10-12日間の潜伏期間の後、38度台の発熱、せき、のどの痛み、鼻水、目やに、目の充血、全身倦怠感の症状が出始め、4-5日持続します。麻しんはこの時期の感染力が最も強いといわれています。その後、口の中に白い発疹(コプリック斑)が出現します。この発疹が出始めた後から全身の発疹と39-40℃の高熱が出現します。高熱はその後3-4日続きますので発症から考えると1週間から10日間は発熱が持続し、体力はかなり消耗します。

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麻しんは学校保健法では解熱して3日間を経過するまで出席停止となります。麻しんと診断されたら登校せずに速やかに学務課に連絡してください。

学務連絡先

  • 法文学部 0852-32-6121
  • 教育学部 0852-32-6035
  • 総合理工学部 0852-32-6255
  • 生物資源科学部 0852-32-6256
  • 人間科学部 0852-32-6333

麻しんの予防策は予防接種を受けることが最も効果的ですが、確実に予防するためには1歳以上で2回の予防接種が必要です。日本国内では予防接種率が高くなっていますが、特に、20~40代はそれ以外の年齢の者と比較して麻しん患者の報告割合が多いので注意する必要があります。

ご自分の麻しん罹患の既往、および予防注射歴を確認し、必要時は速やかに医療機関で相談してください。

参考ホームページ

2018.04.18 12:51